kachina(カチナ)の由来
工房名は、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 」に展示されていた作品「カチナ 」に由来します。「カチナ」はアフリカの精霊を指す言葉で、ソットサス最晩年のドローイングから起こされた作品です。ガラスでしか表現できないような、神秘的で、でも愛らしくも感じられる姿、それを実現した職人の技に感動しました。私はその当時、切子職人になりたいと奮闘していて。この展示をみて、ガラスで表現するってやっぱりいいな、と。ガラスの魅力を浴びて、癒され、元気づけられた想い出です。私自身が「カチナ」に元気づけられたように、自分だけでなく、誰かを癒し、日常に新たな心地よさを生むきっかけとなる作品、場をつくりたいです。
hana切子について
切子は、英国のカットグラス技術を基礎に、日本で独自の発展を遂げました。 その表現のひとつが「花切子」です。 カットした部分をあえて磨かず、 自然や動物などの具象的な絵柄を描く技法。 海外のグラヴィールとは少し異なり、 日常に寄り添う、やわらかな表現です。 装飾としての華やかさではなく、 暮らしの中にそっとある“花”。 日本独自の感性から学んだことを、 私なりの解釈でかたちにしたものが、 hana切子です。